今年もキッザニアマイスター フェスティバル無事終了

2017年8月18,19日、新潟県三条市の永塚製作所は、三条市主催のキッザニアマイスター・フェスティバルに参加しました。

私たちの理念は「モノづくり&コトづくり&ヒトづくりで社会に貢献する」と掲げております。

このイベントは正に私たちの理念を全て網羅した素晴らしいイベントで社員一同楽しみにしているのです!

今年で4回目を迎えます「キッザニアマイスター フェスティバル」ですが、開催当初から、私たちは参画しております。

キッザニアは仕事やサービスから子供たちが好きな仕事にチャレンジでき、リアルな社会体験を通して、社会の仕組みを学ぶことができる職業体験型の施設で、日本では
豊洲と甲子園の2カ所営業しております。

 

三条市では、工場でモノづくり職業体験を子供たちに提供し、より多くの子供たちがモノづくりの魅力に触れるとともに、工場での仕事が子供たちの夢になることを目指すイベントです。(三条市HP引用)

 

 

私たちのプログラムは、2部制に分けております。

 

1部 モノづくり体験(ゴミ拾いトング製作)

2部 コトづくり体験(ゴミ拾いをしながら環境学習)

 

1時間づつ、内容を変えて飽きが来ない工夫。そして興味を深堀させる為に自分で作ったトングで愛着を持ってゴミ拾い活動をし、環境学習をするという、連動性あるプログラムを行っております。

 

 

まず1部のモノづくり体験

会社の休憩室で、挨拶やプログラムの流れを説明を終え、即、工場の現場で実際にプレスの仕組みを熊谷工場長に教わります。

 

 

昨年も参加して、あの感触をまた体験したく応募してくれた強者も参加!

 

 

始めてプレス機を見るキッズは、興味深々でプレスの動きを目で追っていたのが印象的でした。

 

 

プレス機の簡単な説明を終え、トングの製造工程をキッズに説明

 

 

よいよ、実際にプレス機を体感する。

 

最初は緊張したけど、一枚の薄い板が、プレス機を踏んで、「ズドンッ!」という凄い音と振動がしてビックリしたけど形になって行くのが面白いと言ってました。

 

金型のゲージに合わせ、真剣な眼差しと集中力が印象的でした。

 

 

プレス機を踏み「製造へのこだわりは何ですか?」と積極的に質問をする少年。

 

「このようにトングを閉じた時に、キッチリと先端を合わせるように丁寧にプレスを踏むんだよ」と教えている姿がとても誇らしく感じました。

 

 

自分たちがプレス機を踏んで作り上げたトングの最終工程でシリコンゴムを接着して、魔法のようにゴミが拾える、ゴミ拾いトングMAGIP(マジップ)の完成。

 

 

次は2部 コトづくり体験

自分たちが作り上げた、ゴミ拾いトングMAGIP(マジップ)で工場の前の農道でゴミ拾い活動の環境教育を行いました。

 

実際にはゴミは少なく、ゴミの拾い合いになりましたが、簡単に細かなゴミから空き缶、空き瓶まで簡単に拾えるので驚いて、しかも、そのトングは自分たちが作ったので嬉しさも倍増だったようです。

 

ゴミ拾いのはずが、ザリガニとりになってますが、、家でゲームやユーチューブばかり見ているより、子供らしく、ほのぼのとした感じでしたね。

 

「駐車場に何故、トウモロコシが~」とゴミの発見よりゴミをポイ捨てする大人たちへの不満感を抱き始めてきて、既に環境への意識が高くなってきてくれて嬉しく思えました。
(個人的には大人の出したゴミをキッズに拾わせるはどうかと思いますが…)

開始時の緊張した顔から、終了時は笑顔でハイタッチしてマイクロバスに乗り込む姿を見て感じることは、

 

1.自分たちの手で道具を作り上げたという自信が生まれた。

 

2.自分たちで作り上げた道具で、自分たちの住む街を綺麗したという、子供ながらも社会へ貢献したという想いと自信が生まれた。

 

こと2つの自信で、モノづくり体験やコトづくり体験から、物事に関して「意識」するようになり「高い意識」へと育つと想いました。

2時間のプログラムで、この「高い意識」が養われたと強く感じられた今年のキッザニアマイスターフェスティバルは無事に終了しました。

 

最後に、私たちはこの地域で事業を営まさせていただいており、地域の子供たちの成長に少しでもお役に立てる事が出来れば、とても嬉しく思います。